幼児期に英語を学習する意義


幼児期の脳は、興味のあることをなんでも受けれて吸収し、この時に鍛えた(刺激された)ニューロンは一生続くと言われています。


脳の研究はいたるところでされており、書籍やレポート、専門家の話を総合すると様々な見解があり、また子どもたちの環境も大きく違い、統一結論はありません。


特に子どもに何歳からどんな英語教育をすべきかは議論が分かれます。その中でも、特に幼児期には英語の「音(発音、リズム)」の素地を養成するのには効果はあるとの意見が多く、私たちセンターの感覚も同じです。幼児期の今が英語耳の養成に大切な時期です。


また、学習プロセスについて、楽しく遊ぶことから全てが始まると言われています。だから学ぶプロセスも楽しいものがいい。楽しく遊ぶことから興味が湧き、人の話を聞き、習得につながると思います。


<学習プロセス>

楽しそう→興味を持つ→やってみる(遊ぶ)→楽しい→できた→褒められた→嬉しい→またやってみる(何度も繰り返す)→身につく→繰り返す


リアシスラーニングセンターでは、音の基礎体力の醸成に力を入れます。語学の4技能で言うと、リスニング能力の強化です。これが語学に対して「今」最低限やっておくべきことです。

手法としては、楽しく遊びの中で英語のシャワーを浴びます。


自分が興味をもってお絵描きやダンスなどの遊びを楽しんでいる中で、そのアクティビティの会話の中で、繰り返し外国人の生のサウンドをインプットします。ただし、これは語学能力の一部のトレーニングであって、語学習得には地道に語学の道を一生かけて歩む覚悟が必要です。


小さいうちに海外に住んだとしても語学の習得という意味では簡単なことではありません。単なる子ども同士のあいさつや主張の入っていない軽い会話だけを見た場合、低年齢の子どもであればすぐに綺麗な発音で話すことができ、語学が上達したように見えるかもしれません。


しかし「真のグローバル人材に必要な言語能力」、つまり「論理的に自分の考えを組み立て、自分の考えを説明したり利害の異なる相手に主張する力」をつけるためには毎日の相応の家庭での継続的な環境整備や努力が必須です。


そうした状況を踏まえ、リアシスラーニングセンターでの「英語でのアクティビティクラス」から帰ったら、何をやって遊んだかを子どもに聞いてあげてください。そして、決して大人が判断することなく、興味を持って共感を表現してあげてください。


伝える言語が日本語であっても、クラスで感じたことを喜んで親に説明することが、国語力・論理力の向上に繋がり、ひいては加速度的な語学力向上に繋がります。保護者の方にとっても子どもの頭の中を覗くことができたら楽しいですよね。


アクティビティそのものによる脳や体への効用も見逃せません。アートがメンタルヒーリングにも使われているところもあります。指先を使うことで手を自分で制御する力がつきますし、大人に比べて言葉では表現しにくいことを表現できるので、子どものストレスや不安を和らげる効果があると言われています。


英語でリズムダンスやアートを五感を使って楽しんで、感性豊かに健やかに生きる力を持った子どもたちがもっと増えるように、活動を続けて行きます。